photo by S.Nozaki
歳と共に身体にガタはきているがそれを治めるのも人生
~歳をとると共に大切にしたい「感覚」がある~
年明け早々人間ドックを受けてきた。前回2022年末の時は逆流性食道炎・びらん性食道炎を指摘され定期的に経過観察をするように注意された。当時は、胸に常に違和感があり就寝時は上半身を少し起こし気味にしないと何かがこみあげてきて苦しかった。時にはビールを呑み込めないこともあったので医者にも見てもらい、胃酸を制限する薬をもらったが効果はなかったので、以降、強いお酒を止めて(禁酒ではない)、休肝日を設け、刺激物も控えるようにした。自分なりの感覚・直感で1年ちょっと対処し何となく違和感は消えて今回の人間ドックとなった。流石に胃カメラの結果は気になったが、担当医のコメントは「全く問題はないですね。第二の人生を大いに楽しんでください。」とのことだったので安心したが、「ただ、胃と食道には若干の荒れの跡があります。まあ暴飲暴食でしょうね」と釘を刺された。
結果には安堵したものの、最近の身体の調子と照らし合わせると少し別の違和感を持った。内科的には問題はないのだろうが、やはり歳と共に「あれ?」と思うことが多くなっていることだ。例えば・・・
① 片手で重いもの(ハンマーや斧)を持ち上げると肘が痛むことがあり両手に頼るようになる
② 電車で通過する駅名の看板が読めなくなる
③ 下肢や手の指がしばしば攣るようになる。起き掛けは痺れる
等である。人の名前が即座に思い浮かばなくなるのは言うまでもなく既に始まっている。まあ、同年代の仲間とはこんな話題では大いに盛り上がるから自分だけのことではないのが安心(?)だ。斯様な症状が積み重なって、膝に水が溜まったり、頸椎のヘルニアが出てきたりして身体全体がしんどくなり始めたのが今日この頃だ。まあ、金属(勤続)疲労でしょうな。
内科的には問題ないけど、器には確実にガタが来ているということですね。まあ、何にも問題ない人もいるでしょうが、普通の人は何かしら自覚症状が現れ、それらとこれからの人生付き合っていく。そして上手に付き合っていくことが、五木寛之さんの言う「治める(おさめる)」となるのでしょう。そこで大切なのは「自覚」「感覚」に基づいた対処でしょうか。胃の具合がおかしければ少し食を抜いてみる、関節が痛めば負荷を減らす工夫をしてみる、ヘルニアの痺れがひどくなれば姿勢を常に意識してみる、皮膚が荒れだしたら日光に当たるようにする等々。また、数年前尿酸値が8近くに上昇して痛風一歩手前となったことがあったが、なぜか今は6.5に治まっている。意識したのは、軽いジョギング、酢を多めにとる食事(特に黒酢)、魚卵を控えたことで、薬は一切飲んでおりませんでした。自分の身体は自分で対処することを先ず実践してみるのが良さそうですね。
<東京人間ドック日帰り中央線の社内>
・社内には数名のみ。静かに今後の健康について考えました
自分なりの対処方法で身体の反応を確かめ、薬には極力頼らないのが自分流。いろいろ試してみて「これは良さそうだな~」と言う方法を見つけてきた。医者に薬を処方してもらっても「?」との感覚があれば直ぐに医者に相談して処方を変えてもらったりしてきた。まともなお医者さんは患者の反応を真摯に聞いてくれるものだ。
ただ、自分で出来るのはここまでで、内科的なチェックは人間ドックでなければ分からないので、毎年受診するつもりだ。不謹慎ですが、人間ドック前日禁酒し、胃カメラのために絶食して全てが終了した後に飲むビールは最高だしね。
親父は膵臓がんだったし親戚にもガンが多かったことがちょっと気になっているし、年明け早々、山崎元さん、大江英樹さん、そして八代亜紀さんと年代が近い人の訃報にも触れ、健康について改めて思いを寄せました。
今は膝に溜まる水をどうコントロールしていくか、あれこれ調べながら四苦八苦の毎日です。これからの人生はそんな小さな戦いの毎日でもあるでしょうが、それも人生の新たな発見の楽しみと考えるのが良さそうです。一つ言えるのは、健康への最高の処方箋はユーモアでしょうかね~。
「歩こう会 アルコール会と 聞き違え」
コメント