大雪後の多治見→八ヶ岳移動

生活と民俗や風習
<信頼感抜群のハスラー>

photo by S.Nozaki

小屋までの急坂もぐいぐい登ってくれた

 

~ハスラーは頼りになる相棒~

2月5日関東甲信越地方は1年ぶりの大雪となり、八ヶ岳南麓でも20センチ近い積雪があった。自分は多治見の実家に帰っていたので翌6日戻りの中央道を心配していたが、案の定その日は朝から中津川以東が通行止めとなった。昼過ぎには解除予定との情報だったので、午後からのんびりと戻ろうと考えていた。伊那北までは午前中に通行止め解除となったので、いずれ伊那北から小淵沢も通れるだろうと思い、見切りで多治見の家を出たが結局その日は小淵沢までの中央道が通れず下道をたどって、やっとこさ八ヶ岳の小屋に到着した次第だった。

<いつもの休憩場所 小黒川SA>
・この先は通行止めとなっていた

photo by S.Nozaki

6日の帰路、中央道小黒川SAで時間をつぶして通行止め解除を待っていたが一向に事態は進展せず下道を通って八ヶ岳に戻ることとした。かなり時間がかかるため先ずは腹ごしらえ。ここ小黒川SAの権兵衛茶屋はなかなか感じが良く、工夫したメニューをそろえているのでお気に入りである。この日はジンギスカンローメン(太麺の焼きそば)をかき込んだ後、伊北ICで中央道を下りた。

 

<権兵衛茶屋のジンギスカンローメン>
・この他 鶏ハラミラーメンもお薦め

photo by S.Nozaki

<茶屋の注意書き>
・熊さんも出るらしい

photo by S.Nozaki

 

下道では、箕輪-辰野-諏訪―茅野―富士見―小淵沢を経由し、三時間程度ドライブを楽しんだ。幹線道路はほぼ雪はなく泥水を跳ね上げながらも問題なく進んだが、途中有賀峠(辰野から諏訪への山道)はまだ一部除雪が済んでいなかったのでかなり慎重に運転した。急ブレーキ急加速はもちろん極力ブレーキを使わずに、エンジンブレーキを多用してワインディングをクリアーしていった。幸い後続車がなかったので自分のペースで進め久しぶりに楽しいドライビングだった。ハスラーハイブリットターボは軽ながらもハンドルの手元でギアチェンジが出来る優れモノだ。フルタイム4WDでスタッドレス装着の安心感もあったのでスイスイと山道を進んだが何か所かあるヘアピンカーブではスピンをしないようにアクセルを微妙にコントロールし駆動を失わないように気を使った。山道から諏訪湖が見える湖畔までたどり着いた時は流石にのどがカラカラだった。でもこの車ならこれからも八ヶ岳で頼れる相棒になってくれるだろう。改めて信頼を寄せたドライブだった。

小淵沢からは溶けかけた雪でシャリシャリになった幹線道路をたどり、小屋までつながる小さな道にたどり着くと轍が一本のみ付いていた。昨年の大雪の時は途中で車体が雪で浮いてグリップを失いスタックしてしまったことを思い出す。その時はスコップで車体下の雪をどけて事なきを得たが、普段から慎重な運転を要する小さな難所だ。大雨の日は二駆だとグリップを失う時もある。
今回は、アクセルワークに細心の注意を払い、常に駆動が感じられることを確かめながら相棒と登り切った。

<一本の轍が残る>
・ここから急坂が始まる

photo by S.Nozaki

ここ八ヶ岳南麓でよく見かける車は、まずは軽四白のトラック(ほぼ四駆)。そしてスズキジムニー、ハスラーと続く。やはり道幅や入り組んだ道路などを考えると軽が主流となる。スバルも素晴らしい車を出しているが、此処八ヶ岳南麓だけで乗り回すなら軽で十分だ。多治見までの高速道移動はやや快適性に難があるが、今回の様に通行止めから山道も含めた下道を行かざる得ない時は最高のパフォーマンスを発揮してくれる。

<八ヶ岳南麓の雪景色>
・こうした景色を楽しむためにも車は大切

photo by S.Nozaki

<今朝の八ヶ岳は荒れ模様かな?>
・農道はきれいに除雪されている。市の方々の仕事に感謝!

photo by S.Nozaki

おそらく地元の人達は私の何十倍もいろんな経験を経てこれらの車にたどり着いているのだろう。今は自分も軽四も欲しいなと思っているくらいだ。
斯様にクルマに限らず地元の人達の知恵や知見を参考にするのは大切だ。他にはチェーンソーと刈り払い機(電動草刈り機)が必需品だそうだが、確かにチェーンソーは欲しいなぁ~。今年は買うかな~。

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