photo by S.Nozaki
これをやるかやらないかで持ちがかなり違います。何事もお手入れ
~ログハウス、自治会、そして自分自身~
築7年で購入した南麓のログハウスは今年で10歳を迎えた。ログ本体は内側も外側もがっちりと安心感ある造りを維持しているが、外側の窓枠(特に南側)が色あせ木がささくれ反り返っているところが多くなってきた。テラスの床もペンキの剥がれや黒カビが散見される。いつかは保護のためにペンキの塗り替えをしなくてはと思っていたが、乾燥した季節がやって来たのであちこちに自ら手を入れてみた。素人仕事なので塗跡はトラ刈りの様相を呈しているが、これで暫くは大丈夫でしょう。
直にあちこちいじってみて感じたことは、本体のログは極めてしっかり作り込んでいるが、装飾的な窓枠や見栄えを良くするための板張りなどは素材として貧相であることだ。黒カビ、反り返り、色落ち、等々。だからこそ一定間隔で再塗装などのメンテが必要なのだろう。そんな塗装作業をしていて思い出したのは、最近話題になっている隈研吾設計の建築物だ。黒カビだらけになっていたり、一部朽ち果てている木製の建築物の一部が紹介されているが、強度等の基本構造に関わる本体部分はどうなんだろう?そこが朽ちていたら設計上大問題だが、装飾的な部分の話なら、素材・保護処理・施工方法・保守管理の問題だと思う。隈氏が其処まで責任を負っているのかは契約詳細を見ないと分からないだろうが、最近、やたらとケチをつけるSNSが目立つのが気になってしまう。
我が家のテラスは木製だ。いずれ朽ち果てるから消耗品と考えてくださいと言われているし、実際、古い別荘を見て歩くと、先ず木製テラスから朽ちている。だから、私は一番傷みやすい床部分はしっかり再塗装して保護している。普通、何もメンテナンスしないで、朽ちたから設計者のせいだとは言えないと思うのだが。隈氏の建築物の場合はどうなんだろう。なお、我が高根町の図書館は2002年竣工で、何処も朽ちずにどっしりと構えて子供たちの勉強の場となっている。
我が自治会は2012年発足なので22歳。私が昨年自治会長を引き受けて1年になる。前人の方々がいろいろ整えられて来たことには敬意をもつが、やはり実態と合わないところが多々出てきている。例えば、井戸のキャパシティ。我が自治体では8戸で一つの井戸を共有しているが、周辺の方々に聞くと、通常せいぜい2~3戸で一つの井戸だそうだ。我が自治体は3戸からスタートしたそうだが、その点をあまり考えずに開発を広げてしてしまったのかも知れない。もう、追加開発はストップだ。現在は、定住が2戸・私の様に8割程度此処に住んでいるのが1戸・月に2~3回週末滞在される方が1戸なので、ぎりぎり何とかなっている感じだ。これはかなり深刻な問題なので来年は総会を開いて議論しようと思う。
<自治会通信は5回発信>
・井戸の状態も詳しくお伝えした
もう一つ思うのは、自治会敷地の景観維持。当初は皆さん綺麗にされていたんでしょうが、まあ今はジャングル状態になっている。関係者には写真付きの手紙を送って対処していただきましたが、何もしない人もいるし、総じて関心は薄い。まあ、年に2~3回しか滞在しない人もいるし、ジャングルになっていてもなんとかBBQくらいは出来ますからね。今後は自治会費で草刈りを依頼する仕組みも必要かな?昔は皆で草刈りしていたとも伝え聞きましたが、所有者の高齢化とそのご子息の無関心と言った負のスパイラルに落ち込んでいるのが実態。自治会の決まりもメンテナンスしないとな~。
<夏はまさしくジャングル>
・持ち主の方にはお伝えしましたが。業者さんに刈ってもらうかな
今年は、頸椎ヘルニアの悪化と突然の坐骨神経痛に見舞われ、身体はうつ状態だ。特に坐骨神経痛は長時間座っていられないので、息子夫婦が赴任したサンフランシスコ旅行をキャンセルせざるを得なかった。病院や鍼治療に通ってはいるが、この病気の難しさは23年前に患った椎間板ヘルニアで嫌と言うほど体感している。まあ、気長に治めて行くしかない。最近は、中川式ストレッチベンチを購入し、ハムストリングスのストレッチ・姿勢の強制に努めているが、なかなかスッキリとする。暫くこれで身体のメンテナンスを続けてみよう。
<23年前も取り組んだストレッチ>
・一気に筋が伸びてスッキリする。ちょっと痛いけど
そして心のメンテはこれですな。
<南麓生活で至福の時>
・気が付くと寝入っていることしばしば
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