photo by S.Nozaki
東京単身生活から八ヶ岳南麓 デュアルライフへ
1957年酉年生まれの65歳。
2023年3月31日(金)をもって、40年の会社生活に終止符を打ち、八ヶ岳南麓でのセカンドライフをスタートしました。
クルマメーカー、証券会社、研修機関、そしてフィンテック企業と勤め上げ、この4月からは全く経験のない果樹園で働きます。
会社員時代は13年間が単身赴任。最後の4年は東京での単身生活で、居酒屋巡りなどそれなりに楽しみましたが、一方で、地元多治見でのテニス仲間との毎日やボランティア活動などで充実した生活を送る妻に大いに刺激され、自分はこれからどうしようかと真剣に考えながら会社人生の最終コーナーを回っていました。まだ、この先20~30年はある。何をしようか、と。
<会社員生活最終日>
学生時代は山登りに明け暮れていたこともあり、退職後は八ヶ岳や白馬あたりに居を構えて、山を眺めながら全く違った仕事をしながら暮らせたらいいな~、とおぼろげに考えるようになり、例のコロナ騒動が始まった。
これを機にリモートワーク導入が爆速で進みだした頃に、既に二拠点居住でリモートで働いている人、週末だけ都会を抜け出し開疎で安全な田舎生活を楽しんでいる人、いわゆる デュアルライフ を楽しんでいる人達のYouTubeに接して、なかなか面白そうだと物件を当たり出し、若いころに何度も通った八ヶ岳南麓にコンパクトなログハウスを見出して購入したのが1年前。
そしてこの1年、毎週金曜の夜に東京を立って、日曜の夜に戻る生活を続けた。
<八ヶ岳南麓のログハウス>
当初は、すぐに飽きてしまったら貸別荘にでもすればいいやと気軽に考えていたが・・・
1. とにかく自然が美しい
-
- 八ヶ岳ブルーという言葉があるように、晴れ渡った青さは涙が出るほど美しい
- 夕暮れの南アルプスは最高の癒し
<八ヶ岳ブルー>
2. 思ったより早く地元の友達ができた
-
- ラーメン屋で知り合った人達と飲み仲間になり、生活も応援してくれる
- スマホ歩きしている人を未だに一人も見ていない
<地元の人とのBBQ>
3. 食べ物が本当においしい
-
- 北杜市は天然水出荷量日本一。我が家は井戸水
- 野菜をはじめ素材が身体に浸み込むようになじむ美味しさ
<おすそ分けの岩魚>
主にこの三つが大いに気に入って、退職を機にこの4月から八ヶ岳南麓一人暮らしが始まった。
時折、地元の多治見に帰る小旅行は楽しそうだし、東京へ刺激を求めに行くにも手軽だ。
このように妻は多治見、私は八ヶ岳南麓のデュアルセカンドライフの始まりとなったわけです。
一人暮らし開始早々 仕事も直ぐに見つかり、そこでは一回りも年上の元気な人達に「兄さん」と
呼ばれながら、様々なことを教えてもらっています。これまでとは全くの別世界です。
自分の生活を楽しめると同時に、結構地方創生につなげられる面があると感じています。
そんな出来事や雑感を これから紹介できたらいいなと思い、このブログを始めました。
どうぞよろしくお願いいたします。