本当に生き生きとしたニワトリさん

自然(山水緑・動物)
<高根町の元気なニワトリさん>

photo by S.Nozaki

~自然から元気をもらうのは人も動物も同じ~

ニワトリ・・・焼き鳥、ブロイラー、卵、小さい脳みそ(昔、お前の脳みそはニワトリ並みと言った上司がいた)、トサカは食べられるのかな、、、、いろいろな連想が浮かびますが、狭い臭い一室(?)に閉じ込められて無理やり餌を食べさせられて卵を産まされて、最後は人間様に食べられてしまう可哀そうな一生がイメージとして付きまといませんか?日々の食卓で大変お世話になっているのに大変申し訳ないのですが。

ここ高根町を散歩していると放し飼いのニワトリさんにしばしば出会うことがある。トンビや猫、狐に狙われやしないか心配にはなるが、夜は鳥小屋でしっかりと守っているのでその辺は大丈夫の様ではあります。つい先日も放し飼いにされているニワトリさんを訪ねてしばし観察していた。

面白いのは、鶏舎では見られない姿がそこにあることです。例えば・・・
① 足で地面を掘り起こしている(犬が地面をけるようなそぶりを見せる)
② ニワトリさん同士とても仲が良さそう(適度な距離を保ってお互い好き勝手にやっている)
③ 地面をつついてしきりに何かをついばんでいる(でもミミズでも虫でもないような・・・)
④ 近寄っても騒がない。そそくさと逃げる(「お前なんかに捕まんないよ~」と小馬鹿にされているような気がしないわけでもない)
⑤ 遠くを見ているような眼をしている(気のせいかな~)
鶏舎でキョトキョトしているニワトリさんとは、明らかに異なるニワトリさんがそこにいる。そりゃ~そうでしょうね~。我々だってずーっと会社の机に向かっている時の姿と居酒屋で奔放に過ごしている時とは全く違いますからね。ニワトリさんも、動物も皆一緒なんですよ。だから、高根町のニワトリの放し飼いは見ていても気持ちが良いし、自分事の様な気がするのであります。(笑)

ニワトリを放し飼いで飼育しているどなたかが言われていましたが、放し飼いにより卵の殻が固くなる特徴があるそうです。地面をしきりにつついて何かを食べているのかなめているのかわかりませんが、ミネラルか何かを取り入れているのでしょうかね。そして、自ら(ニワトリ)の糞がとても早く土に還っていくそうです。本来の自然はそんなもんなんでしょうね。人間もニワトリも同じところにずーっと押し込めてはいけないのです。押し込められたままではいけないのです。

と言うことで今夜は焼き鳥で一杯。非常感謝!

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