40年前の自分、そして今

人生雑感
<40年前と変わらぬ富士山>

photo by S.Nozaki

~いよいよ会社員生活が始まる不安・緊張感と期待の時、デュアルライフへのワクワクドキドキ感~

1982年3月27日(土)大安、東京郊外の大学寮から布団や最低限の荷物を、カローラ1300DXエクストラに積み込み就職先の愛知県に向かった。東名高速の足柄辺りを過ぎる時に青空をバックにどっしりと構える富士山が見えたことをクリアーに覚えている。

何百人もいる会社同期の中で埋もれてしまうのではないかという不安、未知の土地で暮らし働く緊張感、浪人もさせてもらって やっとこさ独り立ちできる(かもしれない 笑)期待感、いろいろな思いが交錯しての旅立ちとなった。

とあるメーカーに33年、その後、とある金融グループに7年勤め、本当に多くの方に支えられて此処まで来ました。仕事を一生懸命やるのは至極当たり前だけど、周りの方々に助けていただいた分、自分の周りが困っていたら助けていこう、との気持ちと姿勢が身についたのは会社人生を送って教えられたことの一つかな。

2023年3月31日(金)大安、現職退任。今回は宅急便で中央区新川から北杜市へ引っ越し。便利になったものです。そして、会社仲間への挨拶はもちろん、近隣でお世話になった居酒屋さんもめぐって単身生活を支えてくれたことへ感謝。時々刺激をもらいにこの界隈 ~ 門前仲町・人形町・茅場町・八丁堀・日本橋等 ~ に顔を出そうと思う。酒飲みには本当にたまらないエリアですよね。

退任一年前から、八ヶ岳南麓には毎週末通いつめたものの、未だ未だ知らない、ご近所さん・お店・地域・風習・風景・等々との出会いにワクドキ感が高鳴ります。田舎特有の付き合いに戸惑うこともあるとは聞いてはいますが、会社生活で身に着けた姿勢 ~常に周りの方への感謝の気持ちを忘れない~ が意外と潤滑油になるかもしれませんね。人間関係、大切なことは都会も地方も一緒だと思う。 都会にいるとそれに気づかないだけかも。

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