朋遠方より来るあり亦楽しからずや

プチニュース
<清泉寮で富士山をバックに旧友とワンショット>

photo by H.Kayamoto

昔は顔の大きさは同じくらいだったが・・・

 

~八ヶ岳ブルーが昔の友を迎えてくれた~

4月に始めた八ヶ岳南麓と多治見のDUAL‐LIFEはほとんど八ヶ岳にて一人で過ごしているが、現地での友達も沢山出来て当初懸念していた社会からの孤立みたいな問題はない。親切にしていただいた近隣の皆さんに本当に感謝だ。加えて、前職場の上司や同僚・最初に入社した会社の同期・新人の頃の仲間も遠路訪ねてくれた。八ヶ岳南麓生活を投稿しているFACEBOOKを通じてコミュニケーションも深まっている。

そして厳しい冬が近づきつつあるとある日、嬉しいことに私が会社員新米の頃に一緒に仕事をしていた後輩が此処を訪ねてくれた。もう40年近い付き合いだ。若かりし頃は、深夜まで仕事に没頭し、休みにはあちこち遊びに行き、飲みに行けば女性の話で盛り上がり、時には私の独身寮の小部屋に泊まっていくこともしばしばであった。お互い奥方に聞かれたらヤバイ話は両手では足りない。そんな行いの良くはない二人の再会を八ヶ岳は最高の天気で迎えてくれた。本当に有難いことだ。

<冬の八ヶ岳南麓の魅力 ブルースカイ>
・もう直ぐ農業用水も凍り付く日々を迎える

photo by S. Nozaki

 

わずか一泊の滞在だったが、清泉寮・清里駅・萌木の村・津金・三分一湧水を案内し、夜は薪ストーブを囲んで酒を飲みかわし語り合った。昔と同じく仕事と女性の話が多かったが、年金や投資・相続の話などが加わったことが時の流れを感じる。彼はかなり丸々と肥え、私はスリム化。彼は輸入車ディーラーの社長、私は年金生活に突入。彼は海(暖かいところ)指向、私は山(寒暖差の大きい地域)に魅力を見出す。正反対な点が多いが、仕事を一生懸命やり、人生も楽しもうとする根っこは同じだ。

<来てくれた朋を必ず案内する津金学校>
・北杜市(旧北巨摩郡)の原風景と当地の教育への熱心さを色濃く残す

photo by H. Kayamoto

<三分一湧水の紅葉 ここで一緒に蕎麦を食す>
・そろそろ紅葉も終わりです。寒くなります

photo by H. Kayamoto

会社を離れて田舎に住むだけでなく、会社生活を共にした古い仲間と時折飲み明かすことも、ある意味DUAL-LIFEだと思う。人生が流れている新たな気付きもあるし、また楽しい。まさしく「朋遠方より来るあり亦楽しからずや」だ。近くの友も遠くの朋も双方大切にしたい。

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