マコモタケって何だ?

プチニュース
<神宿る植物?と言われている「マコモタケ」>

photo by S.Nozaki

白鳥みたいな形してますね~

 

~食感良し、味良し、栄養良し~

またまた、果樹園の仲間におすそ分けを頂いた。「マコモダケ(真菰筍)」だ。何やら農協の方が岩原果樹園に持ってきてくれたのをきっかけに、此処でも置き売りをしている。これから山梨の農協さんが力を入れていく野菜なんでしょうな。西日本では結構食べられている野菜だ。

野菜と言っても、イネ科に属し根っこの部分が、何とか菌の働きによって肥大化した根菜みたいな食べ物だ。ものの本によると古事記にも記述があるそうだから大昔からの食材として日本人には馴染があったのだろうが、今の日本人にはあまり広くは知られていないようだ。食べ方は、白い実が見えてくるまで周りの皮をむいて、そこの部分を天ぷらや炒め物にすると良いらしい。葉っぱみたいな部分はお茶に出来るそうだ。

<ピーラーで皮をむいたところ>
・この白い部分に栄養が一杯!>

photo by S.Nozaki

栄養的には、食物繊維が豊富で(見るからにそんな感じ)便秘に効き、カリウムが含まれているのでデトックスも出来る。こんなよさげな食材を見て、千切りにしてごま油で醤油とバター炒めしたものがビールのつまみに最高だろうと直感した。早速、調理に取り掛かったが途中でバターよりは豆板醤で辛めに仕上げる方がベターだろうとこれまた直感。実際、素晴らしく美味かった。自作のつまみのベストスリーに入ってきた。

なお、この食感、何か覚えがある。あれこれ調べてみると中華料理にも頻繁に使われるとのこと。そう!炒め物に入っていたあれだ!実際、中国と台湾では盛んに栽培されている。10年以上前の舌の記憶が蘇ってきて懐かしさも味に加わった。

<野﨑君作 マコモタケ ピリ辛炒め>
・これはビールにぴったり!

photo by S.Nozaki

さて、中国駐在時代の思い出も肴に今日も一杯失礼します。

コメント