☆田舎で動物達との共存はどうしたらいいの?
高根町でよく見かける動物は、鹿・狐・ハクビシン・狸・シマヘビ・アオダイショウ等、そして高度が上がると熊であり、幸いなことにお猿さん目撃情報は未だかつてなかった。白州には頻繁に現れ私も白州の農作業の合間に何度か遭遇した。国道20号線と中央線が遮断壁を作り此処までは押し寄せてなかったのが定説だった、が、ついに我が自治会の近所でお猿さんが現れた。まあ、生き物だから仕方がないとは言え、彼らは賢く牙があり集団でも個体でも畑・人家を荒らす。特急「あずさ」で大月の手前辺りを走っていると車窓からは美味しそうに畑の作物を食べているお猿さんを見かける。仕草は可愛いが農家にとってはたまったものではないだろう。個人的には高根町で一番来てもらいたくない!と思っていた獣だ。昔、京都嵐山で目があって襲われたトラウマもある。
国道や鉄道の遮断壁がありつつも、白州から20号線を越えた小淵沢ループ橋辺りに群れがいるし、鉄道を越えた須玉にもいる。いずれやって来るとは覚悟はしていたが、何しろ目撃場所が我が家から30メートルしか離れていない林の中、人家の窓から見える所だったのでいささか驚いた。見た目は可愛いなんて言われている人もいるが、いたずらはするは歯をむき出してくるは、時には家の中まで入ってくるはとかなり図々しいのだ。自治会内にはあまり周辺管理の宜しくない方もいるので早速注意喚起のメールを送った次第だ。目撃し写真を撮った方は支所に届け出てくれた。
目撃は一匹だけであるが、それが群れの偵察猿なのか、それともはぐれ猿なのか。どちらにせよ餌になりそうなもの(収穫野菜の廃棄物・栗の残骸・美味しそうな果物、そして人間の食べ残し)があれば待ってました!とばかりに仲間を呼んでくる。この本能は凄まじいのだ。自然のものを食べてもらう分には問題ないが、手塩にかけて育てた収穫物まではおすそ分けできない。群れが来たとしても旭山辺りで落ち栗を食べながらのんびり過ごしてくださいね。そして近所の皆さん、絶対餌付けなんて駄目ですよ、お互いに。食べ残しの破棄も止めてね。
お猿さんを追っ払うための爆竹が其処彼処で鳴り響く高根町にならない様に祈るばかりです。その為にも人間もルール守ってね。北海道のヒグマさんがいい勉強材料ですね。
村山北割では、夜12:00になっても飼い犬が吠えている家がある。朝、4:00から鳴き始める家がある。隣人は我慢して暮らしているのかな?同じ種族の人間に迷惑をかけて、犬さんと共生しているんでしょうか?他人に迷惑をかけないことは人間関係の基本ですよね。「犬は鳴くのが仕事」でも「それを躾けるのが人間の仕事」私はそう思う。ただ、可愛いからと言うだけでお猿さんとの間違った共生の方向へ行かないことを願うばかりだ。動物の本能を理解しながら共生点を探るのがこれからの課題。先ずはお猿さんが『人間に近づけば食べ物がある、得られる』と思わせない暮らしをすることかな。生活が懸かっている農家さんは追い払う手段も考えないとね。私の果樹園も白州に梨と桃とキウイの畑を持っているので他人事ではありません。田舎暮らし、素敵なことばかりではありません!
<今年の初春白州の畑で見かけた猿の群れ>
・落穂でも拾っていたんでしょうか

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未だ山には沢山食べ物がありますよ、お猿さん。
<我が家のテラスに住みつく蛙さん、君は歓迎>
・灯りに寄ってくる虫さんがご馳走の様です

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