photo byS.Nozaki
☆ちん入者(物)も発見したぞ!
平和な我が里と思っていたがゴールデンウィークの最中、向かいの太陽光パネル施設から銅線が250メートル盗まれた(既に当件は投稿済)。施設のオーナーさんは既に三つの防犯カメラを取り付けており、それらに犯人の車が映ってはいたものの、暗く微妙な角度だったためナンバーは判別しにくい画質であった。何とも歯がゆいばかりだ。そこでオーナーさんから私に監視強化の相談があり、我が家の軒下と自治会ポンプ小屋に防犯カメラを二機追加し様々な角度から施設を監視出来るように改良した。追加機器はオーナーさんが用意し、一機の電気代は自治会負担、もう一つは私負担とした。電気代はそれぞれ月750円程度、自治会メンバーからの承諾も得て事を進めた。記録映像をシェアーすること・アプリ機能を自治会長である私が共有することもオーナーさんに快諾された。防犯カメラ5機による監視網完成!
<アプリでみるリアルタイム映像>
・天候昼夜問わずよく見えます

Camera App display
元々は太陽光パネル装置の防犯だが我々にとっての具体的メリットは、ボヤ・火災が発生した場合の原因特定と空き巣への牽制と考えている。私が移り住む前に消防車が出動するボヤ騒ぎがあったそうだ。その時は不審火が発生した両隣の方は不在で、たまたま小さな火の手が上がりつつあるところを、前述のオーナーさんが既設の防犯カメラで遠隔発見し消防通報し家屋までの火災は免れたとのことだ。消防署の事情聴取では誰かが侵入し放火の可能性となったらしいが、こんなところまで放火犯がやってくるとは全く考えられない。理由がない。放火魔だって忙しいのだ。時折庭でゴミを燃やしている家が複数あったので、その残り火が原因だったのではないかと周りでは言われている。消防署もいい加減なもんだ。今回の強化で少なくともボヤが発生したら幾ばくかの記録が残るし、火を扱う人への牽制にはなるだろう。都会では庭でモノを燃やす人は先ず消防署又は警察に通報されるが、田舎ではこの点は結構ゆるゆるだ。農家の野焼きは消防署への事前届け出とそれに常に立ち会っていることを義務付けられているが、3年前は野焼きの飛び火で留守別荘が全焼しているし、毎年ボヤ騒ぎがある。家庭ごみの焼却は認められていないが、あちこちで焚き火を見かける。ルーズな人は都会にも田舎にもいる。
<ポンプ小屋上部に設置したカメラ>
・自治会の奥まで覗くことが出来る

photo by S,Nozaki
空き巣は我が自治会で過去3件発生している。いずれも普段は不在の家だ。空き巣は当然下見に来るだろうから映像に映る。私はこの近辺を歩いている人はほぼ把握しているので、妙な人間がウロチョロしていれば分かるので警戒できるし、彼らへの牽制にもなるだろう。これまで東京からの週末通いも含めて3年3か月此処にいるが、我が家への未知の人の訪問は安価なガス勧誘セールスマン一人だけだ。一体、どんな人が此処まで上がって来られるのか不遜ながら興味はある。空き巣3件のうち2件は食料を盗られたとのことなので、生活困窮の浮浪者だったのだろうか。近隣では、鉄のどぶ板・給湯器・農機具・収穫した果実または収穫前の果実等が盗難にあっているが、我が家に入る空き巣はお酒しか見つけられないでしょうな。
以上二点を念頭に防犯カメラを時折アプリから覗いている。とある夜中、動くものを見つけた。キツネが餌を求めてさまよう姿だ。「君も大変だね~」と思わずつぶやいてしまったが、これが和服を着た髪の長い女でカメラの方をじ~と見つめていたら・・・そんな人来ないでね。
<カメラが捉えたこの辺に住み着いているキツネさん>
・我が家の庭にも時折来ている様だ

from security camera
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