鮮烈な八ヶ岳ブルー

自然(山水緑・動物)
<2月15日 正午撮影 八ヶ岳ブルー>

photo by S.Nozaki

深く鮮烈なブルーに雪を被った連峰が映える

 

☆これまで見てきた青空とどこか違うなぁ

厳冬期の二日間、目の覚めるような好天気に恵まれ、朝から晩まで雲一つない「鮮烈」な八ヶ岳ブルーを楽しむことが出来た。午後になっても雲一つ湧いてこないことは珍しい。丁度この二日間は果樹園の仕事が清里へ移り、一人でのんびりと(仕事は着々とこなしましたよ)さくらんぼの手入れをしながらたっぷりと八ヶ岳ブルーを満喫することが出来た。こうした働き方が出来る南麓住まいに感謝!

近くの南アルプスも、遠くの富士山のバックにも雲一つない青空が広がって、360度ブルーの世界だったが、八ヶ岳周辺のブルーは突き抜ける様な深みがある。確かに違う。夏では感じ取ることが出来ないが、この厳冬期は深みが違う。冬の湿気を帯びた北西風は北アルプスで大量の雪を降らせた後にこちらにやってくるので乾いて澄んでいる空気が「八ヶ岳ブルー」を描き出している、と何かで見たことがある。南アルプスや富士山は太平洋側の湿気が影響しているのか?まあ、理由はともかく、青空だけでなく星も綺麗なことは有名だし、野辺山にはブラックホールを観測している天文台もあるので、空気は澄んでいるのだろう。

<上記と同じ時間に撮影した南アルプスブルー>
・美しい!同じブルーではない面白さがある

photo by S.Nozaki

photo by S.Nozaki

「八ヶ岳ブルー」をバックに外で身体を動かせることは仕事のモチベーションにもなる。ブルーには爽快、晴れ晴れ、清潔、若々しさ等、そんな心象もある。でも、不思議なことに一方では「憂鬱」の意味も持つ。ちょっと調べてみると、英語のfeel blue(憂鬱に感じる)から来ている様だ。アメリカの肉体労働者は青空の日は働かなければならないことから、その気持ちをfeel blueと表現したとのこと。なるほどね、会社員が日曜の夜から月曜日を憂鬱に思う「サザエさん症候群」と一緒ですな。ちなみに、肉体労働者をブルーカラーと言うのは、作業着の色から来ている。その対がホワイトカラーだ。

昨年12月からのさくらんぼ剪定の出来が悪く全てやり直しとなり、それこそblue(憂鬱)な作業が続いていた。しかし、良くなかった点を仲間と確認し紙に落とし、来年は誰がやっても大丈夫な準備をした上で更に作業を進めた。そして気持ちが少し上向いてきた時に深みのある鮮烈な「八ヶ岳ブルー」が二日連続で清里での作業を応援してくれた。日中も氷点下ではあったが、風もなく陽光が暖かく、いつになく心が穏やかに落ち着いた。南麓の肉体労働者である私にとって、feel blueの意味は、こうした日に身体を動かせる「感謝!心の洗濯!」となるかな。もちろん、こんな日ばかりではない。寒くて指先の感覚がなくなったり、風が強く鼻水垂れ流しの時もある。だからこそこのブルーが待ち遠しく嬉しい!

<昨年から続けてきた剪定作業>
・今やチョッキンのプロになりつつある(笑)

photo by M.Koseki

今季はあと何回こんな日があるだろうか? I am really looking forward to feeling blue with Yatsugatake-Blue!

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